第20号 2016年3月発行
- 巻頭言
荻田伍:あるべき姿へ向かい、好循環を創ろう - 論文
川北眞紀子・薗部 靖史:メディア編集者の取材活動の定量分析――ニュース・バリュー知覚と情報源重視度や広報努力重視度との関係――
金井 茂樹:自治体における信頼関係構築の脆弱性に関する一考察――横浜市「広報よこはま(放射線特集号)」を事例として――
大知 正直・長濱 憲・榊 剛史・森 純一郎・坂田 一郎:口コミ指数による事例類型化に基づく複数メディアのヒット前の露出を先行指標とした情報拡散過程の分析
喜村 仁詞:サービスにおける事前期待の生成と顧客満足の向上
吉野ヒロ子:国内における「炎上」現象の展開と現状 ─意識調査結果を中心に─
長濱 憲・北見 幸一:企業広報活動評価分析モデルに関する一考察-評価分析モデルとパブリシティ量との関係を中心に-
和田 仁:パブリック・ディプロマシーと軍のパブリック・アフェアーズ―2011年東日本大震災時のトモダチ作戦の事例研究―
工藤 郁子:キャンペーンと「イメージ政治」 ―ポピュリズムの精緻化に関する考察―
山﨑 方義:BtoB企業におけるインターナル・コミュニケーションの研究-BtoC企業調査による比較-
- 事例研究
谷ノ内 識:大学理念の職員に対する効果的な浸透策に関する研究 - 研究ノート
菅原 正博・石橋 陽・大島 一豊・野口 淳:戦略的広報とチーフオフィサーの役割の変化―フューチャーセンター志向を中心として―
大田 章子・島津 英昌・菅原 正博:地域包括ケア時代の病院広報
高田 英一・大石 哲也:研究大学におけるレピュテーション・マネジメントのあり方について-IRの観点を中心に-
- 書評
本田 正美:Ruth Dowson・David Bassett, Event Planning and Management: A Practical Handbook for PR and Events Professionals (Kogan Page、2015年9月) - 日本広報学会賞
清水 正道:審査報告と受賞作品講評
野口 将輝:受賞者感想
川北眞紀子:受賞者感想
- 学会創立20周年記念特集
猪狩 誠也:日本広報学会20周年記念講演 日本の広報の足跡と今後の展望
広報の課題、広報研究の方向:8名の理事にお尋ねしました。
『広報研究』掲載論文の動向
第21回研究発表全国大会 大会プログラム
第21回研究発表全国大会 シンポジウム『リスク社会における政治行政広報』
パネリスト:伊藤 和徳・田幸 大輔・高橋 伸
コーディネーター:本田 正美
- 学会だより 主要活動の概要
- 主要会合
- 主要研究活動
- 各委員会・地域部会活動報告
第19号 2015年3月発行
- 巻頭言
荻田 伍:成長への貢献 - 論文
日本におけるPR教育の発展:1945-2005ーー大学におけるPR講座の変化と主要関連文献の推移からーー:和田仁
メディア編集者のニュース選択に影響する広報部門の活動:地域資源のメディア・リレーションズ:川北眞紀子
企業のコミュニティ・リレーションズにおける企業博物館の活用に関する考察:高柳直弥
ニュースの生産過程における広報担当者の「生産の文化」ー分析視角の提示ーー:石川幸太郎
広報・広告の入り組んだ<効果>の布置--雑誌「広報会議」「宣伝会議」における予備的調査ーー:柳井猛晶
BtoB企業におけるコーポレート・コミュニケーションの実証研究-事例分析による仮説構築と検証ー:山崎方義
佐賀県武雄市と北海道小樽市のfacebook広報の比較研究:野口将輝
- 事例研究
大学ブランディングと「建学の精神」の"発見"ーーある仏教系大規模総合大学の事例から:築地達郎・藤井彰二 - 研究ノート
組織風土にアプローチする危機管理広報に向けた試論−危機発生時の組織・行動心理が社会の批判に至るまでの分析枠組みー:秋山久
アイビー・リーとJ.ウォルター・トンプソンの研究-現代広報の父と雑誌広告の父ー:村尾俊一
事例に見る企業広報活動新時代(ソーシャルメディア活用を中心に):加藤恭子
ITサービス事業者における社内広報事例:鎌田裕
自治体住民意識の構造方程式モデルによるブランド理論を適用した検証人口社会減に直面する静岡県の場合:鈴木幹久
グローバル経営とインターナショナル・コミュニケーション-日本企業23社の現状と課題ー:清水正道・山村公一・斎藤智文・雨宮和弘・北見幸一
- 書評
広報・PR論:小早川護
Caroline Black, The PR Professional's Handbook: Powerful, Practical Communications:本田正美 - 日本広報学会賞
審査報告と受賞作品講評:宮部潤一郎
受賞者感想:須田比奈子:伊藤直哉
- 第20回研究発表全国大会
大会プログラム
基調講演 くまモンの政治経済学~くまモンのロイヤリティフフリー戦略~:蒲島郁夫
特別講演 観光を九州の基幹産業に~活力ある九州に向けて~:石原進
研究発表大会パネル・ディスカッション:小野豊和
第18号 2014年3月発行
- 巻頭言/
荻田 伍:気概と実行力 - 論文/
和田 仁:ソーシャルメディアとレピュテーションに関する法と倫理〜広報の法的・倫理的課題の検討に向けて〜
谷ノ内 識:大学における広報活動の効果に関する研究〜大学職員を対象とした調査結果をもとに〜
川北 眞紀子:情報品揃えが広報成果に与える影響:観光協会のメディア・リレーションズにおける実証研究
高柳 直弥・粟津 重光:インターナル・コミュニケーションの道具としての企業博物館と企業のアイデンティティ
伊藤 直哉:自治体広報測定をどのように行うべきか〜佐賀県武雄市のFacebook広報評価を中心として〜
山崎 方義:BtoB企業のステークホルダー・マネジメントにおけるコーポレート・コミュニケーションの考察
須田 比奈子:広報研究の発展におけるエクセレンス理論の貢献 - 総説/
櫻井 光行:対話としての広報 - 書評/
本田 正美:Timothy L.Sellnow,Matthew W.Seeger(著)Theorizing Crisis Communication、Rowman&Littlefield Pub Inc. - 日本広報学会賞/
審査報告と受賞作品講評
受賞者感想:国枝 智樹、櫻井 光行 - 第19回研究発表大会/
大会プログラム
基調講演
特別講演
研究発表大会パネル・ディスカッション
石川 慶子:「レピュテーション・マネジメントにおける広報課題」
第17号 2013年3月発行
- 巻頭言/
上野 征洋:「グローバル時代の広報人材」を考える - トピックス/
雨宮 和弘:世界的なコミュニケーション団体の活動事例に見る海外の企業広報活動の動向
佐桑 徹:日本企業のグローバル広報の現状と課題
森 健:PRプランナー認定制度の現状と将来 - 論文/
和田 仁:批判的PR理論の系譜に関する一考察 —メディア研究とカルチュラル・スタディーズを踏まえて—
国枝 智樹:東京の広報前史 —戦前、戦中における自治体広報の変遷—
永江 総宜:新しい局面を迎えた地方公営企業の会計情報開示
川北眞紀子:ニュース流通過程における広報機能の分担
櫻井 光行:パブリック・リレーションズ再考のための試論 —ハーバーマス等の公共哲学の議論を参考に— - 総説/
南堀 信男:マーケティング志向のCCO論の一考察 - 研究ノート/
市川 貢・菅原 正博:「本社組織」と「本社広報部」との組織コミュニケーションのあり方:「経営のハブ」としての次世代広報
小山 晋一・小川 剛司・吉野ヒロ子:広報効果測定におけるTwitter活用の可能性について —『ツイート行動』を中心に」— - 事例研究/
井出 留美:東日本大震災支援活動におけるNPOの広報活動 〜共感者・支援者の拡大を可能にした5つのコミュニケーション要因とは〜
藤代 裕之・河井 孝仁:東日本大震災の災害情報におけるTwitterの利用分析 - 翻訳/
山村 公一・Don W.stacks:北越製紙:敵対的買収からの独立防衛 - 書評/
栗林 敦子:斎藤 誠著『BEソーシャル 社員と顧客に愛される5つのシフト』
The Practice of Government Public Relations・本田 正美:Mordecai Lee,Grant Neeley,Kendra Stewart,(Eds.)
下平 博文:高尾義明・王英燕著『経営理念の浸透——アイデンティティ・プロセスからの実証分析』
矢田 義一:クリス・アンダーソン著『[メイカーズ]21世紀の産業革命が始まる』 - 指定研究中間報告/
駒橋 恵子:東日本大震災における企業のクライシス対応
河井 孝仁:東日本大震災からの地域振興に向けた行政広報、地域広報の多面的評価 - 日本広報学会賞/
菅原 正博:審査報告と受賞作品講評
藤代 裕之/伊藤 直哉/和田 仁:受賞者感想 - 研究発表大会/
小早川 護:研究発表大会統一論題の論点設定を巡って - 委員会報告/
研究会運営委員会/大会実行委員会/事業委員会/総務委員会/関西部会/中部部会 - 事務局報告
- 「広報研究」関連資料/
編集・発行等に関する規定/投稿の手引き/広報研究第17号査読委員/学会誌委員会委員 - 編集後記
第16号 2012年3月発行
- 論文/
和田 仁:福島原発事故からの広報倫理とプロフェッショナリズム再興に向けて—社会的批判・疑念に応える試論—
伊藤 直哉:東日本大震災における生活者の情報行動とリスク認知—リスク・コミュニケーションのための実証的基礎研究—
川北眞紀子:ニュース流通の仲介者としての広報部門の役割—メディア・リレーションズにおける情報縮約と品揃え形成— - 研究ノート/
坂田 利康:企業広報におけるCSRコミュニケーションの影響について
弦間 一雄:メディア環境の変化による企業コミュニケーションのシームレス化現象—コミュニケーション・モデルによる広報と広告の相違点と類似点の再考— - 書評/
清水 正道:清水勝彦著『戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か』
矢田 義一:林 香里著『〈オンナ・コドモ〉のジャーナリズム—ケアの倫理とともに—』
村上 信夫:奥山俊宏著 『ルポ 東京電力 原発危機1カ月』 - 第6回日本広報学会賞/
概要報告、受賞作品の講評
受賞の感想
猪狩 誠也:「教育・実践貢献賞」を受賞して
吉田 博:受賞の御礼—IRの戦略的課題について— - 学会だより
第15号 2011年3月発行
- 講演/
D.W.スタックス:米国におけるコーポレート・コミュニケーション教育の現状 - 論文/
五十嵐正毅・松本大吾・広瀬盛一:コーポレート・コミュニケーションによる獲得イメージがコーポレート・レピュテーションに与える影響—従業員の評価、社会貢献の評価とコーポレート・レピュテーションの関係
山村公一:パブリックリレーションズにおけるケーススタディ—実務と学術研究の架け橋として— - 研究ノート/
冨田晋司:内部コミュニケーションに関する考察—組織の合理性および関係性に関する問題整理— - 事例 研究/
宣 京 哲:中国における日系企業の危機管理に関する事例研究 - 書評/
北野邦彦:馬場マコト著『戦争と広告』
猪狩誠也:エドワード・バーネイズ著、中田安彦 訳・解説『プロパガンダ』
和田仁:ポールA.アルジェンティ、コートニーM.バーンズ著、北村 秀実監訳『デジタル・リーダーシップ』 - 第5回日本広報学会賞/
概要報告、受賞作品の講評
受賞の感想
清水正道:環境コミュニケーションからサステナコムへ、私の想い
北見幸一:受賞の御礼—「広報」による資本蓄積をどのように位置づけるのか—
河井孝仁:日本広報学会賞「教育・実践貢献賞」受賞への感謝として - 学会だより
第14号 2010年3月発行
- 総説/
川北眞紀子:ネット上の集合知情報源の優位性—情報源特性と利用者特性の視点から—
劉 慶紅:中国「和諧社会」の実現に向けた日系企業の社会貢献—欧米企業との比較分析による考察—
吉原輝美:コーポレート・コミュニケーション概念をめぐる考察
五十嵐正毅:商品パブリシティへの意識に関する調査研究—PR会社、広告会社、そして消費者の視点— - 研究ノート/
宮田 穣:広報における新たな役割仮説 - 書評/
猪狩誠也:佐藤卓巳 著『輿論と世論—日本的民意の系譜学—』
田柳恵美子:エベレット・ロジャーズ著、三藤利雄訳『イノベーションの普及』
濱田逸郎:デビット・マーマン・スコット著 神原弥奈子監修 平田大治訳『マーケティングとPRの実践ネット戦略』 - 第4回日本広報学会賞/
概要報告、受賞作品の講評
受賞の感想
関谷直也:日本広報学会賞「優秀研究奨励賞」を受賞して
矢野充彦:日本広報学会賞特別功労賞受賞の御礼 - 学会だより
第13号 2009年3月発行
- 総説/
猪狩誠也:広報・PR史研究の現状と課題-研究報告書『日本の広報・PR史研究』(指定研究)の刊行を機に-
北野邦彦:我が国における用語としてのPR、広報の語源と波及過程について
室 健:グローバル・コーポレートコミュニケーション・マネジメントへの変革-日本企業の課題、理論、そして実践に向けて- - 論文/
冨田晋司:我が国企業組織における内部コミュニケーションの問題点-危機の本質と再生への課題-
北見幸一:米穀農産物におけるブランド効果の実証的研究-北海道米のブランド戦略に向けて-
劉 慶紅:中国における日系電機メーカーの現地化に関する研究-「パブリックバリュー」の視点に基づく新たな現地化戦略への試み-
井上昌美:CSRコミュニケーションの信頼形成への影響-ステークホルダーとの関係について- - 研究ノート/
橋本真人:日本企業のマーケティング広報に関する試論-プロセス情報の有効性に関する一考察-
川部重臣:分権時代に求められる行政広報:戦略広報
宮川尚子:トップ広報のありかたに関する一考察 - 第3回日本広報学会賞/
受賞作品と講評
受賞の感想
三島万里:優秀研究奨励賞を受賞して-IT時代の広報誌研究への評価に感謝-
北見幸一:研究奨励賞受賞の御礼と研究奨励
冨田晋司:中小企業広報研究の方向性と可能性-「研究奨励賞」受賞への感謝とともに-
東 英弥:教育・実践貢献賞を受賞して - 学会だより
第12号 2008年3月発行
- 論文/
田柳恵美子:サイエンスPRにおける市民関与-協働型コミュニケーションの可能性−政府系研究機関・情報系研究部門の事例研究−
北見幸一:クライシスコミュニケーション−近年の危機対応事例からの一考察−
松野光範:仮想的市場評価法によるスポーツスタジアムの価値の可視化
冨田晋司:わが国中小企業におけるコーポレート・コミュニケーションの課題 - 総説/
斎藤 明:情報社会の革新とマーケティング・コミュニケーション−サイバー空間での新しいコミュニケーション形態の台頭と新しいマーケティング・コミュニケーション・プランニング・モデル構築に向けて−
君島邦雄:薬事法下の広告規制と医療機器の広報活動 - 研究ノート/
室 健:日本企業のグローバル・コーポレートコミュニケーション・マネジメント試論
浅賀貴美:ブランド再生に向けたリカバリーコミュニケーション−ダメージの把握とケースに見る効果的なアプローチの研究− - 事例研究/
三浦 倫正:A中高PTA広報紙にみるコミュニケーションの過程と深化 - 書評/
猪狩誠也:小玉 武 著「『洋酒天国』とその時代」(筑摩書房、2007年5月)
矢田義一:B・マクネア著 小川浩一、赤尾光史 監訳『ジャーナリズムの社会学』(リベルタ出版、2006年3月)
井之上喬:トム・ワトソン、ポール・ノーブル著 林 正、石塚嘉一、佐桑 徹 監訳『広報・PR効果は本当に測れないのか?−PR先進国の評価モデルに学ぶ広報の効果測定』(ダイヤモンド社、2007年7月) - 第2回日本広報学会賞/
井上邦夫:「研究奨励賞」を今後の研究の励みに
石井 智:第2回広報学会賞「研究奨励賞」を受賞させていただいて
井上昌美:受賞への御礼と今後の研究について - 学会だより
第11号 2007年3月発行
- 論文/
井之上喬:自己修正モデル:ケース・スタディによる自己修正の段階的変容とその考察−企業の危機管理における自己修正行動−
井上 昌美:ステークホルダーからの信頼の向上に繋がるCSRコミュニケーションに関する考察
相原 正道、石井智、伊吹勇亮:企業におけるCSR戦略とスポーツ −企業広報の視点から−
井上 邦夫:敵対的買収時の危機管理コミュニケーション −買収側企業の視点から− - 研究ノート/
徐少丹:広報と公共関係−日中PRの比較− - 事例研究/
藤井聖子:マスメディアがWebサイトアクセスにおよぼす影響 −ある離婚情報サイトを事例として− - 書評/
小野豊和:井之上喬著『パブリック・リレーションズ −最短距離で目標を達成する「戦略広報」—』(日本評論社、2006年3月) - 第1回日本広報学会賞/
駒橋恵子:経済記者の実務と大学院の研究が実を結び、ご褒美の賞をいただけたことに感謝して… - 学会だより