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定例活動報告
情報流通構造の事例研究会定例報告
大阪王将仙台店「#ナメクジ」事件の教訓
2022年7月、フランチャイズ店舗「大阪王将 仙台中田店」の元従業員が
SNSで厨房の衛生管理に関する虚偽の投稿を行い、大きな波紋を呼びました。
この投稿は瞬く間に拡散し、店舗の一時休業や株価の暴落を引き起こしました。
最終的に、元従業員は偽計業務妨害罪で実刑判決を受けました。
この事件は、企業の危機管理の甘さと初動対応の重要性を浮き彫りにしました。
運営会社が迅速に対応し、衛生管理の現場を公開し、労働環境を改善していれば、
倒産を防ぐことができた可能性があります。
この事例は、企業が危機に直面した際の対応の遅れが
どれほど大きな影響を及ぼすかを示しています。
迅速で適切な対応ができれば、ブランドイメージの失墜や倒産を防ぐことが可能です。
来年以降も自由な課題で問題提起や事例解説を行います。 以上
(田代 順)