学会の活動

研究会報告

概要Outline

「まず「対話」用語の分析作業を開始しました。」イメージ画像

まず「対話」用語の分析作業を開始しました。

HCM交流会/研究会では、5月15日(水)夜、オンラインで第1回交流会を開催したのに引き続き、
6月4日(火)には第1回対話コミュニケション(COM)部会を開催しました。
また6月下旬を目指して効果測定部会を立ち上げることも予定しています。

今年度のHCM研究会は、先進事例のケーススタディを主に学ぶ「交流会」と、
2つの研究テーマの解明を目指す「研究会」で構成されることになりました。
いわば交流とテーマ研究を両立させるハイブリッド型の作業で進めたいと
意図して活動を開始しました。

研究テーマの方も、人的資本経営の取組成果を確認する手法を検討する「効果測定部会」と、
人的資本に関わる経営活動を深掘りして企業文化にまで高めることに不可欠な
対話手法の標準化を目指す「対話COM部会」の2つのテーマを追いかけていくことにしました。

いずれの部会でも、11月開催の研究発表大会(南山大学)までには中間報告を行い、
会員各位からの意見をしっかり伺いつつ、実務に役立てられる手法の提案を行っていく予定です。

ただし効果にせよ対話にせよ、それらは日常用語としても身近なだけに、
安易に使用される嫌いがあります。そのため各々の実際の使用例などから
それらの意味を確認していくことが求められるのではないでしょうか。今後の作業が楽しみです。

(清水正道 HCMIC交流会/研究会・主査)