学会の活動
研究会報告
概要Outline
情報流通構造の事例研究会 定例活動報告
8月29日オンライン開催 参加者:岩澤、太田、小山、瀬戸、玉川、田邉、西川、田代
今回は各自の問題意識やPRトピックについて意見交換する
フリーディスカッションで時間を延長して行いました。(120分)
・国際紛争下のコミュニケーションとプロパガンダについて(岩澤)
・検索結果がファクトチェックや評価する仕組みをGoogleが英語圏で開始(小山)
Google、About this result機能をすべての国の英語検索で導入開始
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-will-start-rolling-out-about-this-result-to-all-english-results-worldwide/
Google、「強調スニペット」のAIによる改善や「この検索結果について」の日本での提供
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2208/12/news063.html
グーグル検索、クリックベイトより「人のため」のコンテンツを優先へ
https://japan.cnet.com/article/35192053/
・NFTが飲食店などに来店促進させる施策をPR会社が発表(玉川)
NFTは、所有権を保証することで、流通時の信頼性を高めるもの。
ダイヤモンドなどの宝飾品に付けられる鑑定書と同じ機能を持っているのです。
店舗の会員証にそれが本物であるという鑑定書をつけるのは、
別に構わないものだけど、もらった方が店舗と関係なしに別の人にそれを売り払う、
といった仕組みがあれば、希少性は高まり価値があるのでしょうが、
それでは店舗は何のことやら。
そもそも、そんなことをするためにNFTのマーケットに対して
いくばくかの金を渡すなどということは、全く無意味なことではないか。
・Web2からWeb3へ(玉川)
web3のキモとなるワードは「trustless」と「consensus」。
信頼できない人たちとつながりを保つためには「合意」が重要とおもわれる。
確かに、信頼できない人とも、みんなが正しいと思っている約束には
「合意」することができる、と言うことなのではないか。
信頼から合意へという世界観の変化が「すべての人が世の中を表現しているのがweb2.0」のような、
「web3.0的なもの」を作っていくのではないかと感じている。
などなど多くのテーマで意見交換できました。
また当部会からは二名が全国大会での口頭発表を予定しております。
次回は「SFプロトタイピングのパブリックリレーションズへの応用可能性に関する試論」
(岩澤康一さん)について事例紹介と解説を予定しています。
9月26日月曜日18時よりオンライン開催
参加希望は tashiro@materialpr.jp まで
(田代順)