学会の活動
研究会報告
概要Outline
IC事例研究交流部会 報告
市場環境が大きく変化する中で、企業活動のグローバル化に対応する
インターナル・コミュニケーション(IC)活動をどのように形成すべきかを討議主題として、
IC事例研究交流部会は第3回部会「企業博物館とIC活動」(8/03:国際CCO研究所粟津重光さん)、
第4回部会「在中国日系企業とIC活動」(9/7:プラップジャパン茅島秀夫さん)
を開催し、企業広報の視点からIC活動を捉える視点や実践方策を提供してきました。
次回第5回部会は10月18日夜、オムロン・ブランドコミュニケーション部部長の
染川里美さんをお招きし、これまで培ってきたTOGA活動の実績や
新たなグローバルIC活動の展開方策などについて紹介していただく予定です。
この部会の特徴は、(1)オンライン開催により参加地域を限定せずに開催すること、
(2)事前資料を配付して「学習/質問」の上で「複層的討議」を行うこと、
さらに(3)討議の成果を整理して学会会員にもフィードバックすること、
などを志向しているところにあります。
参加者のみならず運営事務局にも少々しんどい部会ですが、
予測不可能な”大環境”の中で実務領域に立脚しながら
「効果的な企業コミュニケーション活動とは?」
「その落とし穴はどこなのか?」などをプレゼンターとの質疑応答により
多面的に考える機会を用意しています。
また今秋、米国で刊行予定の「インターナル・コミュニケーション企業事例集」による
最新の情報も踏まえて、難しい舵取りが迫られる日本企業にIC理念やマネジメントの
仕組みなどの情報も提供していく予定です。
(清水正道・CCI研究所代表)