学会の活動
研究会報告
概要Outline
理論研究部会2022:4月定例会報告、5・6月予告
【報告】
第10回4月15日:国枝智樹会員(上智大学)、テーマ:広報概念の定義
Mazzei, A. (2014). A multidisciplinary approach for a new understanding of
corporate communication. Corporate Communications: An International Journal, 19(2), 216–230.
本論文は密接に関連する4領域
(マーケティング・コミュニケーション、パブリック・リレーションズ、
組織コミュニケーション、コーポレート・コミュニケーション)の目的や分類方法、
理論的背景を比較分析し、共通点としてこれらが組織のコミュニケーション全体を扱い、
関係性の視点を持ち、コミュニケーションのアウトカムとして
無形資産を重視することなどを明らかにした。
部会では、広報の定義プロジェクトの中間報告にも触れつつ、
各領域との関係性、歴史的文脈について議論が行われた。
【予告】
第11回5月13日:宮部潤一郎会員(Independent Scholar)、
テーマ:インターナル・コミュニケーション
Impink, S. M., Prat, A., & Sadun, R. (2021).
Communication within Firms: Evidence from CEO Turnovers
(Working Paper No. 29042; Number 29042). National Bureau of Economic Research.
第12回6月17日:山村公一会員(TSコミュニケーション)、
テーマ:インターナル・コミュニケーション
Yamamura, M. S., Koichi. (2023).
Revs Your Heart: How Yamaha Motors Revved Up Its Employees during Corporate Transformation.
Internal Communication and Employee Engagement. Routledge.
(国枝智樹)