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広報塾 特別企画「2024年のカンヌを振り返る総括編」—広告とPRの未来を知る特別講義

概要

広報学会では、「カンヌライオンズ2024」のPR部門を中心に、グローバルな広告・PR業界のトレンドを振り返る特別講義広報塾を開催します。

 今回は、国内外で活躍する2名のトップクリエイターをお迎えし、受賞作品や選考プロセスを通じて、これからのPR・広告の在り方を探ります。

主な作品を紹介しながら各国の審査員の評価やコミュニケーションやクリエイティブの潮流を読み解いてみたいと思います。

■カンヌライオンズとは?
2009
年からPR部門を設けたカンヌライオンズは、広告・PRの世界最大級の祭典です。2024年にはさらに多様な部門が追加され、特に「ユーモア」や「パーパス(目的主導)」の流れが注目を集めました。本講義では、これらのテーマがどのように表現され、議論されたのかを解説します。

登壇内容(予定)

「カンヌライオンズ2024」から浮かび上がるトレンドと未来

  • パーパス(目的主導)の流れ
    例:社会課題に向き合う企業の姿勢を表現した「ルノー CARS TO WORK」や「ハイネケン Bar Experience」
  • ユーモアを活用した新潮流
    例:次世代への共感を狙った「ハインツ Ketchup and Seemingly Ranch」など、短期的効果と議論の分岐点。
  • 多様な部門の新しい試み
    ソーシャルインフルエンサー部門やクリエイティブエフェクティブネス部門など、最新部門の紹介と背景にある考え方。
登壇者

 田上智子氏 株)シナジア 代表取締役 

カンヌライオンズPR部門 日本代表審査員 (24年)、PRアワードグランプリ 審査委員(19年~21年、24年)
東京大学卒業後、P&G日本法人に入社。日本支社とアジア地域本社(シンガポール)にてブランドマーケティング・PRに25年従事後に卒業。
刀社で自社広報兼マーケティングコンサルタントとして経営コンサルティングを経験後、資生堂グローバル本社でチーフコーポレートコミュニケーションオフィサーに就任。2024年9月に社会発想で経営変革を支援するシナジアを創業。事業会社出身らしくビジネス・経営目線でのパブリックリレーションズ活動を設計することで、社会とビジネスの持続可能なシナジーの創出を目指している。
2024年のカンヌライオンズPR部門で事業会社出身者初の日本代表審査員。

佐藤達郎氏 多摩美術大学 教授(広告論 / マーケティング論 / メディア論)、コミュニケーション・ラボ 代表

学会活動として、日本広告学会常任理事、日本広報学会理事、日本マーケティング学会ブランドマネージャー制度研究会前リーダー、WOMJ(クチコミマーケティング協会)理事<元理事長>、公共コミュニケーション学会理事等を努め、ここ数年は、新しいタイプの国内移住者およびコワーキングスペースの研究を進めている。ビジネスの世界では、小田急エージェンシー・クリエイティブアドバイザー、古河電池社外取締役など。2004年カンヌ国際広告祭日本代表審査員。浦和高校→一橋大学→ADK→(青学MBA)→博報堂DY→2011年4月より現職。著書に『「これからの広告」の教科書』、『自分を広告する技術』、『教えて!カンヌ国際広告祭』等がある。

開催日時:

2024年2月12日(水)17:00~18:30(★Zoomによるオンライン開催)

タイトル:

広報塾 特別企画「2024年のカンヌを振り返る総括編」—広告とPRの未来を知る特別講義

参加費:

無料

募集人員:

80名

参加資格:

日本広報学会会員以外の方もお申込みいただけます

ZoomのURLはお申込みをいただいた方にメールでご案内します。

問合せ:

日本広報学会 事業委員会 委員長 田代 順

参加ご希望の方は下記申込みフォームに必要事項をご記入の上、お申込みください。お申込みの方にはリモート会議のURLを事前にお送りします。

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